続 悪魔が憐れむ歌

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前作に続く

暗黒映画評論
続 悪魔が憐れむ歌
高橋ヨシキ
2014年

この本も高橋ヨシキ氏が雑誌「映画秘宝」に書いた文章を加筆・訂正、そして新たに書き下ろしたものを一冊にまとめたもの。
前作よりも、世の中に対する閉塞感から来る怒りのような文章が強く現れているように感じます。
ちょっと驚くような過激な表現が気になります。


さて、この人自身の問題はさて置いて今回の内容では、ショーン・S・カニンガムのインタビュー記事が良かったと思います。
彼は「13日の金曜日」という映画を作った監督です。Angelaはこの映画シリーズには興味ないのでよくわかりません(笑)
映画はその国の社会(宗教の終末論)を反映して作られた作品が多いのだそうです。
映画作りの背景を知ると、純粋で楽しい発想から作られた作品は少ないのだとガッカリします。
今では終末論が終わったから、ディズニーのアナ雪のような映画が作られる訳ですね。
そんな個人の抑圧からの解放と身勝手な自由を謳い、姉妹愛の形を取った恋愛否定映画などよりも、作り物のスプラッター映画の方がマシだと思う。


だって「残忍な殺人を犯しても良いんだ」とは絶対に思わないでしょう?


もしもホラー映画を観て真似して残酷な殺人を犯したり、人を面白半分で殺したり人を殺したい衝動を抑えられない人間だとしたら、それはもはや人間ではないから。


映画の中の殺人は、監督や脚本家がエンターテインメントとして作るもの。
優れたホラー映画は観客を楽しませるためで、決して殺人鬼にさせる目的ではない。
優れたホラー映画は怖くもなく、ユーモアさえも感じられます。
嫌悪感を感じたとしたら、その作品は監督と脚本、演出が悪いからでしょう。


高橋ヨシキ氏ほどに暗黒映画に興奮と共感を覚えないAngelaは、ユーモアのある作品だけをチョイスして観たいと思うのであります。







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